毎年、夏休みには千葉で養蜂をしている親戚の家に
手伝いという名目で蜂蜜をいただきに泊りがけで来る。
今年は酷暑のあまりミツバチたちもバテ気味ではあるらしい。
それを聞いたら琥珀色の蜂蜜がいつもより数段尊い物に見えた。
「今年はラベンダーが多いから色も少し赤っぽい」と伯母。
確かに。
そして今。
家にいたら夕飯の片付けをしているくらいの時間だけど
みんなもう寝静まっている。
私は1人、ビールを飲みながら読書。
読書は趣味のひとつなんだけど
家にいるとどうしてももっとやりたい事とかやるべき事があって
本を開くのは布団に入ってから・・・となってしまい
たいてい2、3ページで寝落ちしてしまう。
だからたまにあるこういう夜は脱日常で至福だ。
今日持ってきた本は少し前に言わばジャケ買いした本。
表紙の青いスーツケースに惹かれて。
ちょうど旅の本を買いに行った時だったせいもあって。
今、読み終えたところ。
本は作家の文体との相性が合えばあっという間に読み終わる。
そしてこの本は読みやすくもあり面白かった。
今日みたいな日に読むには最適だったし
ここ数日の自分の気持ちにも添うものだった。
表紙にもなっている青いスーツケースは
持ち主の人生の旅に同行して背中を押してくれる。
まぁ、幸せの青いスーツケースという感じ。
本の中に登場する何人かの女性の人生の旅を味わわせてもらい
私の人生の旅にも同行してくれるような
青いスーツケースが欲しいなーなんて思っている。
たぶんそのうち買っちゃうと思う(*^^*)