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よだかの星

私の鳥LOVEの始まりはどこだろう?

答えは明らか。宮沢賢治の「よだかの星」だ。
 

小4。通っていた小学校が焼失し
近くの小学校に間借り通学をした時期があった。
当時の私はかなり活発おてんばな女の子だったが
体育館も校庭もなんとなく自由にのびのびとは使えなかった。
 
そんな日々の中で出会ったのが宮沢賢治。
副読本として渡された宮沢賢治集をただひたすら読んでいた。
どのお話もなんとも物悲しく、風景は暗く
ヒュウ〜という風の音が心の中に吹くような感覚だった。
 
ただでさえ物足りない小学校での毎日で
どうしてまたそんな寂し気な作品にひかれたのか。
たぶん、寂しいときはお酒飲んじゃえとか
悩み事は友達にぶちまけて発散とか
そういうやり方は大人になって身につけるんじゃないかな。
 
そして私は次々と賢治の世界に触れた。
中でも「よだかの星」は何度も何度も読んだ。
 
「救いがないなぁ」なんてことを感じながらも
「カワセミってどんなにきれいな鳥なんだろう」
「鷹ってとっても怖いんだろうな」
なんてことを考えながら鳥図鑑を眺めていた。
 
そんな調子ですっかり「いつも図書館にいる子」になっていった。
それが鳥の世界への入り口。
今の自分の原点。

 

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