今年のクリスマスは次男と2人でキャンドルコンサートへ。
場所は息子の葬儀でお世話になった
「千の風 八王子斎場 くぬぎだ」
別に宗教的な集会ではなくて
「不謹慎なくらい楽しんでいただければ」
というスタッフの方の言葉に
集まったみんながにっこりする様なイベント。
日々、喪失感に上下する心を抱えて
それでもなんとか乗り越えているような毎日の中で
どうやって過ごしたらいいかわからないような日ってある。
今日はそんな日のひとつ。
たぶん集まった方がみんな同じだと思う。
だから、とってもとってもありがたい趣向だなって感じる。
目にも口にも美味しいスイーツバイキング。
そしてすばらしいピアノの生演奏、というか立派にコンサート。
ピアニストは息子の葬儀、出棺の際にミスチルを弾いてくれた方だ。
「今日はミスチル弾かなくってごめんなさい〜」
と声をかけて下さったので
「いやいや、ミスチルなんて弾かれたら
私、号泣して帰らなくちゃならなくなりますから」と。
いや、ほんとなんです。
あの日以来、あの曲は聴けなくなっていて
新しいアルバムに入っているのだけれど
その曲だけ除いたCDを車に積んでいるんですから。
それはともかく、選曲といいお話といい
集まった誰もがゆっくりと微笑んでいて
厳かでもあるけれど暖かい空気の流れている空間だった。
お土産に頂いたポインセチアはにーちゃんに。
いいね、神仏習合のみならず
うちの神様は国境も越えるのだ。