スポンサーサイト
一定期間更新がないため広告を表示しています
スーパーブラッディブルームーンとかいう「月食」の日でした。八王子は幸いお天気がまぁまぁだったので各SNSは月の写真でいっぱい。もうお腹いっぱい感ありますが、私の撮ったものも1枚。ちょうど皆既状態になった時刻のものです。実は赤い月は苦手です。これまでもあまりよくない状況の時に月を眺めるという癖があるらしく、私のPCにはたくさんの月の写真。だから結局は月が好きだし、しんどい時に月に祈ったりしているんだと思うんですが…その後に起きたことを思うとやはり月は怖い。今夜も「ただの月食。ただの月食」と自分に言い聞かせています。
羊毛チョコレートをつくりながら、なにかブローチみたいな物を作ろうかなーと用意した大きめなハート。
だけど、なかなかハートだけの状態から進まず「これは構想から漏れるかも」と思っていたのですが、今日、夜になって急に閃きました。
心の中にはきっと誰でもいろんなつぶつぶを持ってるはず。情熱の赤だったり、平和な緑だったり、悲しみの青だったり・・・。だけど、きっとそれ一色ではないよね、なんてことを考えながら、カラフルなボタンをひとつひとつ付けました。ブローチに仕上げようと思います。
午後にみなみ野でのレッスンをひとつ。そして空いている時間、今日は仕事じゃないことをしていた。やってることは同じなのに仕事じゃないと気持ちがふわふわして体がグンニャリするのはなんでかな?不思議。
作品その1
近所のお店でお安く購入してこの冬すでにかなり着倒している起毛素材のチュニック。首周りにフリーハンドで羊毛刺してみた。結構かわいいんじゃない?とお気に入り♪
作品その2
夫が漆を和紙で濾すんだけど(理由は知らない)、その和紙に染み込んだ漆がもったいないので乾かしてオブジェ作った(笑)なんのテーマもないけど色が血の色だから「献血」と名付けた。フレームも漆塗りにしたら豪華かも。
2011年9月。私が富士森の手仕事アートマーケットに初めて出た月。その時から常に同じ場所で同じ空気を味わっていたアトリエEbonさんの訃報。悲しい。寂しい。いつもそこにいるのが当たり前だったから。「コマおじさん」はいつも子どもに囲まれていた。
うちの夫が漆器を富士森で販売するようになってからは夫とよく話しているのを見かけた。木の種類、性質の話を教えてくださったり、夫は漆の塗り方や道具の事をを伝えたりしていたらしい。夫もショックな様だ。
数年前に買ったEbonさんの菓子鉢がうちにある。桜だったかなー?縁に皮が残った状態で鉢型にくり抜いたもの。
実はある日突然パカーンと縦にヒビが入ってしまったのだけど、夫が漆でそのヒビを埋めてくれたから今も大切に使っている。
いろんな種類の木でいろんなものを作る方だった。目の前の木の木目や外皮をどう生かすか、どんな器(おもちゃ)にするのがいいだろうかといつも挑戦をし続けているように感じた。本当にいろんなものが並んでいたなぁー。
Ebonさん、この菓子鉢、大切に使い続けるよ。そして見る度にたくさんの子供に囲まれてコマ回しているEbonさんの事を思い出すよ。
合掌(泣)